2020.04.30

『ウィルス感染予防＝メンテナンス』なのです！

ドクターブログ・中山明

皆様こんにちは。院長の中山です。
４月は大変な事になりましたね。
コロナウィルス感染拡大に伴い、緊急事態宣言が発令され、外出の自粛、子供達は休校を余儀なくされ、飲食店や娯楽施設などは営業自粛要請など。。
過去に体験した事が無い事態に直面しております。
 
歯科医院においても例外では無く、「不要・不急」の処置やメンテナンスなども自粛を行う様な風潮が伝わっています。
しかし、今回の「不要・不急」にメンテナンスが考えられ事に私は大変遺憾に感じております。
なぜか？？
 
それは、以前より口腔ケアによるウィルス感染予防が叫ばれているからです！
特に、インフルエンザの感染予防として定期的なメンテナンスはとても重要視されています。
 
それは口腔内細菌が出す酵素が関係しており、この酵素を介してインフルエンザウィルスを増殖させているのです。
 
ウィルスの増殖を防ぐには口腔内細菌を減らす事、つまり口腔内を清潔に保つ必要が有ります。
さらには、ご自身でのセルフケアーだけよりも歯科衛生士によるプロフェッショナルケアーを併用した方が１０分の１のウィルス感染低下が報告されております。
『ウィルス感染予防＝メンテナンス』なのです！
 
現在、あらゆる有識者からのコロナウィルス感染予防に対しても口腔ケアの必要性や、唾液中のウィルス数の関係など様々な報告が出されています。
 
定期管理予防を広い年齢層の方々に受けて頂き、まだまだ感染拡大が懸念されるこの先の未来を見据えて、改めて「予防メンテナンス」の重要性を訴えていきたいと考えております。
 
現在、歯科医院内での患者様の感染報告は全国内においてゼロです。
我々、歯科医療従事者は日々感染防御をしながら、来院される方々へ安心して歯科医療を受けて頂く様に努力を継続しております。
 
STAY HOME!!
 
一早い、収束を心より願っております。