2019.12.27
日本口腔育成学会の年内最後の研修会に参加して参りました。
ドクターブログ・中山明
皆様、こんにちは!院長の中山です。先日に日本口腔育成学会の年内最後の研修会に参加して参りました。
今回のテーマは「0歳からの口腔機能育成」という事で、当院においても重要で有り、かつ大変興味深いテーマでした。最小に載せて頂きました、グラフが物語っています。乳幼児期からの虫歯予防は勿論ですが、乳幼児期は口腔周囲の様々な筋肉の影響が出始める時期でもあります。
2018年からは、「口腔機能発達不全症」、「口腔機能低下症」という新たな保険病名が掲げられました。国の指針であり、歯科が取り組むべき現実の課題となりました。つまり、歯科医院から発信するべき重要な課題となっている訳なのです。。
正しい呼吸や咀嚼・嚥下、発音は、咬合誘導(歯列不正)の原因の一因に止まらず、口腔機能の低下は体のバランスを崩す要因にもなる事が示されています。それが、乳幼児期から始まっているとは、、凄く心配ですよね。顎や顔面の発育に関わる大切な時期だからこそ、今後の歯科の役割は幅広い影響力を持たなければなりません!
当院においても上図の様に、あらゆる検査(唾液検査や、口唇力検査など)を行なっております。歯に関しての問題だけでは無く、「検査」を駆使して口腔機能のあらゆるデータ収集を行なってきました。今後も検査〜治療の流れを重要視し、子供達の健やかな健康を導くべく精進していきたいと考えております!!
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