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2018.09.25

顎機能障害の診断&治療計画セミナー参加!

 

ドクターブログ・中山明

9月1日、2日の土・日にて大阪でセミナーに参加して参りました。
今回は、当院でも取り入れておりますアキシオグラフ(キャディアックス)を駆使して、どの様に噛み合わせや顎の機能異常を起こしているへの診査・診断から治療計画に繋げていけるか?の内容でした。

 

 
顎関節の異常を来す原因として当院では“噛み合わせ”を重要視しております。
そもそも、顎関節とはどの様な構造体なのでしょうか?
顎関節は大変複雑な関節構造となっており、その中でも下顎から蝶番に繋がった“下顎頭”の動きや変形が大変問題になってくる、とてもデリケートな部位でもあります。
当然、顎(下顎頭)の動きは3次元の動きをします。
開閉口、前後、側方など、あらゆる動きのデータをコンピューター上で再現させる為の検査。
それを“顎機能検査”と総称しています。
 

 
下顎頭の運動経路は、往路では関節結節と呼ばれる斜面に沿って少し圧迫が加わりながら前進し、大きく口を開けた付近では僅かに下方向に引っ張られる動きをします。
また、復路では大きく口を開けた付近で少し上方向に持ち上げられ、関節結節に押し付けられる様に下がります。
此の様に、軽い押し付けられる動きや引っ張られる運動によって滑膜組織から“滑液”と呼ばれる潤滑油が押し出され、また吸引されることで顎関節の良好な循環が営まれているわけです。
つまり、顎関節はスムーズな運動によって栄養の供給と老廃物の排除という“代謝”が行われている事になります。
その為、顎関節の運動障害は、イコール代謝異常に繋がり、様々な障害に繋がる事が示唆されています。
大切なのは診査・診断です。
顎関節という繊細な関節の異常を把握するには“見える化”が重要になります。
その代表格が顎機能診断器(キャディアックス)です。
今後は、ホームページの一新により掲載内容もお伝えし易くなるかと思いますので、更新をしばらくお待ち下さいます様宜しくお願い致します。


 
 

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