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2018.06.25

「原因論から考える不正咬合セミナー」参加!

 

ドクターブログ・中山明

6月17日の日曜日にセミナーに当院の衛生士と保育士と共に参加して参りました。
 

 
お子様の噛み合わせや歯並びが悪くなる原因は遺伝である、と思われますでしょうか??
歯列不正の根本、つまり“原因”を考える事を主体とした理論に出会った次第であります!
歯列矯正は、すなわち“矯正=強制力”を加えるモノでもあります。
お母様方であればお分かり頂けると思いますが、お子様に勉強を無理強いするとどうなるか。。
“反発”を招きますよね。
矯正治療も全く同じ事が言えます。
つまり強制的に並べた歯は、結果として後戻りが生じてしまう訳です。しかも100%と言われています。。
ではなぜ折角綺麗に並べた歯並びが後戻りを起こしてしまうのか?
原因は、何気なく習慣化してしまった“口の周りの筋肉”の異常にあると言われています。
では、お口にはドノヨウな筋肉が存在しますでしょうか?
舌(舌筋)、唇、頬などなど。多種多様な筋肉がお口の周りやお口の中には存在します。
歯を動かすのに必要な力は??
約1.7グラム→1円玉2個分と言われています。
では舌や口唇の力はどれ位か?
舌の力はリンゴ1個分(約300グラム)、口唇力はペットボトル一本分(約500グラム)とも言われています。
いかに、筋肉の力が歯に与える影響が大きいか!?
お分かりですよね。
最近は“お口ポカン”の子ども達が増えてきていることにも関わっています。
つまり、口呼吸が習慣化してしまっている訳です。
正常な呼吸は鼻呼吸です。
お子様達が自然に習慣化させたしまった、舌の癖や飲み込みの癖が、良い子もいれば悪い子もいます。
その悪く習慣化させてしまった子ども達に、健全で良い“習慣”を良い環境で作り出してあげるのが、このセミナーの趣旨であります。
従来の矯正治療とは全くことなる、この理論は当院における虫歯予防に単を発した“定期管理型予防”の柱になるべきであると感じております。
実際、当院でも数名のお子様方に施術させて頂いておりますが、正しい飲み込みや舌のポジションの改善を図る事で、徐々にではありますが効果が実証されてきております。
 

 
まだまだ、メジャーでは無い理論ではあるかと思いますが、マイノリティーとしての位置づけから必ずやメジャーな理論になる事は間違いないと感じております。
また、今後は当院の矯正・咬合治療にも応用し、当院で受けられた矯正治療の方々の後戻りが極力少なくなるようなプログラムを活用出来たらと考えております。


 
 

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