2018.10.31
AAP(アメリカ歯周病学会)参加!
ドクターブログ・中山明
10月27日〜10月30日迄、アメリカ歯周病学会に参加して参りました。
AAP(American Academy of periodontology)は、104回を重ねる伝統有る学会です。
海外の著名な臨床家のプレゼンンテーションを拝見出来る貴重な経験をしてきました!!
また、今回は日本の歯周病学会も協賛という事もあり、国内の著名な先生方も演者として話されていました。
また、私が大変尊敬しております、福岡の水上哲也先生の発表が有るという事も参加するきっかけとなりました。
私しても、海外の名立たる学会への参加は初めてでも有り、緊張感と興奮を味わう事が出来る有意義な参加でありました。
学会のメインホールでは“エンターテインメントショー”さながらの演出が施されており、日本の学会とは違うスケールの大きさには圧倒されました!
また、参加の目的としては“歯周病予防”の演題を最先端の学会で拝聴してみたかった事もありました。
しかしながら、学会のメインテーマは、“インプラント”が主役であり、当院でも取り組んでおります“予防”に関しては皆無に等しかったと感じました。
その中でも、“糖尿病と歯周病の関係”や“肥満と歯周病の関係”など、全身疾患と絡めたセッションを聞く事が出来ました。
歯周病の管理が糖尿病予防にもつながる事は知られています。
“健康の入り口は健口”であると自負している自分としては大変興味深いテーマでありました。
また口演の他には、ポスター発表というものが有り、多くの先生方が自身のケースをプレゼンする場を見させて頂きました。
今回はスタディーグループの先生方と御一緒させて頂いた事もあり、大変刺激を受けました!
また、日本歯周病学会の指導医でもあります水上先生の口演においては、海外の先生方も大きく頷かれている場面もあり、日本人が誇るべき“器用さ”を痛感致しました。
今回はカナダのブリティッシュコロンビア州にありますバンクーバーで行われたのですが、帰国間際の日程で僅かながら観光も出来ました。
バンクーバーからフェリーで1時間程の場所に在ります、ビクトリアという所に行ってきました。
過去に、イギリスの植民地となっていた事もあり、当時の面影を残す、厳かな建築様式の建物が多かった気がします。
国会議事堂や、4つ星ホテルなどを巡りグループの先生方とも食事をしながら楽しい時間を過ごさせて頂きました。
ハロウィーン真っ只中という事もあって町には“カボチャ”が沢山溢れていました!!
アッという間の学会参加でしたが、自分が興味の有る“歯周病治療”の最先端に触れられた事は大きな財産になりました。
いつかは自分も本場アメリカで、プレゼンテーションをしてみたい!!
今後も日々精進あるのみです!!!