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2019.02.25

お口ポカンってなっていませんか??

 

スタッフブログ・歯科衛生士 沼倉

 こんにちは!!
歯科衛生士の沼倉です。 寒い日ばかりでしたが、インフルエンザもやっと落ち着いてきて、 最近は暖かい日も増えてきましたね春はもうすぐそこにやってきている気がします。 待ち遠しいですね。
さて、題名にも書きました、
【お口ポカン】


心当たりがありませんか ??
気づくとお子さんの口が半開き、
1 日に何度も『お口閉じなさい ! 』、『だらしないよ』と言っていませんか ?
最近お口をポカンと開けているお子さんをよく見かけます。 実はお口ポカンはだらしない以外にも、 〝健康〟に関わる大きなトラブル原因になるんです !!


口呼吸なため風邪をひきやすい

お口がポカンとなっているお子さんのほとんどがお口で呼吸しています。 お口で呼吸をしていると、空気中の細菌やウイルスが体内に入りこみます。 お口が乾いていることで、喉が炎症しやすくなり、風邪をひきやすくなってしまします。 また乾いた空気が肺に入ることで肺炎が起こる原因にもなります。 さらには、虫歯になりやすくなり、歯茎が腫れてしまう原因にもなります。


正しい呼吸は、 鼻呼吸 です。 鼻は鼻毛がホコリなどの大まかな汚れを体内に入れないようにフィルターの代わりをして くれる役割があります。鼻のもっと奥にはもっと高性能な空気清浄機能が備わっています。 鼻の奥にある副鼻腔の表面は細かい毛とネバネバした液が、ホコリ、細菌、ウイルスなど を捉えて、細かい毛の動きによって鼻の外に運びます。
これが 鼻水 です。 また鼻を通って体の中に入った空気は副鼻腔でしっかり加湿され、肺に送られます。 肺は 100 % 空気が加湿されていないとスムーズに呼吸ができません。 口呼吸をしていることで、鼻を使わなくなり、鼻の機能はダメになってしまいます。 風邪をひきにくく、健康な体を育てていくためには、鼻呼吸が大切です !!
 

歯並びや噛み合わせが悪くなります!!

歯医者さんの世界では、このお口ポカンと開いている癖のことを、 『舌癖 ( ぜつへき ) 』とも言います。 舌癖とは唇、舌、頬などのお口の周りの筋肉が弱っていることを指します。 歯がキレイに並ぶための条件は子供の成長期の正常な 『あごの成長』 です。 あごを正しく成長させるために重要なのは舌の位置です。 舌癖のあるお子様は舌の位置が悪かったり、唇、頬の筋肉が弱っていたり、 しっかりバランスが取れていない子が多いのです。

 

姿勢が悪くなります!


お口で呼吸している人は姿勢が悪く、胸や肺が圧迫され、浅い呼吸になります。
浅い呼吸はアドレナリン ( ストレスの中心となるホルモン ) が分泌されます。 そのため、キレやすくイライラしやすく、集中力にかけます。 しかも酸素不足で疲れやすい体になってしまいます。
 
どうですか ??
お口がポカンと開いていると、 風邪をひきやすく、歯並びや噛み合わせも悪くなり、姿勢も悪くなります。 どんどん不健康への道へ進んでいってしまいます。 他にもいくつか項目がありますので、ぜひチェックシートでお子さんや、 ご自分のチェックをしてみてください。
 

 

 

『じゃあ、どうやって治せばいいいの??

歯医者さんはお口のプロです!! 勉強や、スポーツも専門家に聞くのが一番ですよね!? お口の周りの筋肉を鍛えたり、正しい舌の位置を覚えるトレーニングがあります。 皆さんにどのような舌癖があり、特にどこの筋肉が弱いかなど、 正確に判断することができます。 ピアノやスイミング、野球やサッカーなどの習い事のように、 歯医者さんで舌癖改善のトレーニングをすることをおすすめします。 そうすることで、鼻呼吸・キレイな歯並び・キレイな姿勢になり、 『健康な体』を手に入れることができます。 当院でも低年齢のお子さんから行えるトレーニングもやっておりますので、 気になる方はぜひご相談ください。
 


 

2020.02.28 Fri

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